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秋田修英高校で夢の実現へ
生徒一人一人により高い付加価値をつけて確実にStep Upさせ、
修英高校の生徒として自覚と自信と誇りをもたせます。
伸ばそう個性 叶えよう夢

理事長・校長あいさつ

理事長あいさつ

理事長 伊藤 成年

 令和3年4月に理事長職を拝命してから、早や4年経ち5年目を迎えています。
 当初は初めての私学経営に多少の戸惑いもありましたが、現在はこれまでの県立高校での経験や教育行政、大学教員としての経験を活かすことのできる職務であるとの確信をもって精励しています。
 教育にかける情熱や使命感、生徒一人ひとりを慈しみ育てる暖かな眼差しと厳しさ、本校教員のそうした姿を日々みていると、まさに教育は建物としての学校や備えている施設設備等といったいわゆるハードではなく、そこで働く教職員の仕事に対する誠実さや信念、教員と生徒との信頼関係といったいわゆるソフトが教育の質を高かめているのだということが実感できます。
 秋田修英高校では、全ての生徒が将来自らの適性を開花させ、実り豊かな人生を送ることができるように、個々の生徒の特性の把握に努め、その資質・能力、人間性を磨くとともに、新たな価値を創造する土台作りのために、社会と連携・協働しながら、授業はもとより全ての教育活動において、生徒の主体性を尊重しながら、時に厳しく、将来生きて働く充実した学びを提供しております。
 生徒には、学校という狭い枠にとらわれず、広い視野をもってあらゆるものから学び取るという姿勢・態度をもち、楽しく、厳しく、日々豊かに学んでもらいたいと思っております。
 以下、本校ならではの教育の特色等について述べます。


教員研修の充実と地域課題の解決を目指した教育の展開
 令和7年度から文部科学大臣の認可を得て、「学びの多様化校(いわゆる不登校特例校)」として「ステップUPコース」がスタートしました。これまで本校全日制課程には、「キャリアコース」と「スポーツコース」がありましたが、ここに新たなコースが加わりました。
 不登校生徒の増加は全国的な傾向であり、秋田県や大仙市でも例外ではありません。そうした不登校という悩みを抱えている生徒や保護者が増えてきている状況を目の当たりにして、地域の高校として何ができるかを真剣に考えた結果が新たなコースの創設でした。
 コースの新設に当たっては、令和7年4月の開設を前提に準備スケジュールを組み、その2年前の令和5年10月から新たな制度設計のための勉強会をスタートしました。すでに「学びの多様化校」となっている先進校の視察(香川県英明高等学校)を行ったり、文科省担当課である児童生徒課にスケジュールや制度設計の問い合わせを行ったり、週1回、校内担当委員会を開催し、校内組織体制やカリキュラム、遠隔・対面授業のもち方、さらには広報活動の時期や内容等を検討したりするなどして開設準備に当たってきました。そして令和7年3月19日に正式に文部科学大臣の指定をいただき、秋田県では初めて、高等学校としては東北初となる取り組みが4月にスタートすることができました。本コースでは、学校が独自に設定した教科「SST(ソーシャルスキル・トレーニング)」や「地域協働」、「進路研究」等の創設、オンライン授業の実施、登校時間の繰り下げ等、個々の生徒の実態を踏まえ、生徒を鍛え育てるための学びのアイディアをふんだんに盛り込んでいます。生徒の学ぼうとする意欲に応え、単に不登校という現状を改善するに止まらず、更なる高みをめざす生徒を育てたいという強い思いをもって様々な取り組みを行っています。
 また、「ステップUPコース」に限らず、本校を母校として選択して入学してくる生徒に、充実した教育活動を提供するために、全ての教員が教育のプロフェッショナルとしての指導力を高めることを目的として、「教員研修」を毎月開催しています。そこでは、その時々の教育課題(例えば、授業や校務におけるICT活用、授業評価、学校評価、特別支援教育、不登校・引きこもりの全国的な傾向と国の施策、進路・生徒指導等の分掌の在り方 等)について研究し、一歩先を見据えて、地域課題も踏まえた教育活動の充実のための具体的な取り組みを練っています。

少人数の特性を活かした教育の営み
 私学経営にとって少子化による生徒数の減少は大きなハンディです。秋田県内の多くの公立高校と同様、本校でも入学者が募集定員を下回るなど、少子化の影響が生徒数の減少となって表れています。本校は現在、全日制課程及び通信制課程の生徒数がともに100名に満たない状況にあり、入学募集定員を満たすための取り組みが喫緊の課題となっています。しかし、少ない生徒数ながらも、本校における生徒や教職員の日々の教育活動をみていると、授業はもとより、部活動や学校行事における生徒達の溌剌とした姿には活気が満ちており、生徒数の減少による学校の活力の減退は全く感じられません。むしろ、教職員が生徒一人ひとりを丁寧に見取りながら適切に指導し、生徒の若いエネルギーをもらった教職員が生徒と一体となって楽しく充実した教育活動を展開しているように思われます。そうした中で、確実に生徒の成長が感じられます。少人数だからこそ可能な”きらりと光る教育活動”が、生徒を大きく育てているのです。
 教育の営みには、本来、未来に対する希望と明るさがあります。本校の教師が、一人ひとりの生徒がもっている何ものにも代えがたい素晴らしい特性を見出し、その良さを伸ばしながらたくましく育てようとする姿には、真に、未来に対する希望をみる思いがいたします。
 未来を生きる生徒たちに、これからの社会で必要となる資質や能力を確実に身につけさせるためにも、更なる教育活動の質の向上を図りながら教育の充実に努めたいと思っております。

校長あいさつ

 本校のHPを御覧いただき、ありがとうございます。
 本校は、全日制と通信制を併設し、多様な生徒に対し、学びの場を提供しています。生徒に愛情を注ぎ、手厚い指導をすることが本校の大きな特徴です。

【本校は生徒を大切にし、尊重します】
 本校は生徒の権利を守ります。
 すべての生徒は、学校の中で安全に過ごし、尊重される権利を持っています。
 すべての生徒は、安定した環境で学習する権利を持っています。
 すべての生徒は、自分の意見を表明する権利を持っています。
 生徒の権利を守り、誰もが居心地良く学ぶことのできる学校を創っていきます。


【本校での学び】
「何のために勉強するのでしょうか」
 正しい判断力や真実を見抜く力を養い、、深く物事を考えることができる人になるために勉強し、学ぶのだと思います。ここで言う「学び」とは、テストの成績に表れる『見える学力』だけではありません。善悪の判断力とか、自らの言動や感情をコントロールできる力など、『見えない学力』も含まれます。
 本校で大いに学び、正しい判断力を身につけ、人のためにも尽くせる、人とも協力してやっていけるなど、人間性や考え方を豊かにしていってほしいと思っています。

【共に成長】
 高校3年間で大きな成長を遂げる人は
  ①何事にも意欲的な人
  ②何事にも積極的に取り組む人
  ③何かやりだすと熱が入り、心が燃えてくる人
  ④やりだしたら、とことんまでやりぬき、長続きする人
  ⑤よく工夫し、アイディアがどんどん湧いてくる人
  ⑥人の良さをどんどん真似し、自分を伸ばすために取り入れられる人
  ⑦次々に目標を生み出し、それを目指して頑張れる人 等
 このような特徴があるのではないでしょうか。
 我々教職員も熱い心を持って生徒と一緒に頑張っていきます。生徒には、本校でいろいろなことにチャレンジし、自分の成長を感じとれる日々を送ってほしいと願っています。

 今後も皆様から愛され応援していただける秋田修英高校をめざし、生徒職員一同、力を尽くしてまいります。皆様の変わらぬ御支援・御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。


                        秋田修英高等学校
                            校長 鈴木 寿宝
学校法人杉澤学園 秋田修英高等学校
〒014-0047
秋田県大仙市大曲須和町1-1-30
電話:0187-63-2622  
FAX:0187-63-2532

 
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